私は家で大根おろしをすることが多いのですが、大根が余ってしまう事があります。味噌汁にしたり、豚汁にしたりとしますが、大根を一番美味しく食べられるのはやはり、大根を美味しく炊いたものだと思います。そこで今回は手羽元を買い足し、手羽元大根を炊いていく手順を紹介します。
大根は芯まで味が染みていて非常に美味しいので、是非一度試してみてください。
手羽先大根 材料と割合
材料
・手羽元 400g ・大根 半分弱 ・チンゲンサイ 1束
・胡麻油 適量 ・塩胡椒 少々
青味にチンゲンサイを用意しましたが、絹サヤなどでも良いです。絹サヤが最近非常に高いので今回は使いませんでした。
4~5人前できます。
割合
・出汁 250cc ・濃口醤油 45㏄ ・味醂 30㏄ ・酒 30㏄
・輪切り唐辛子 適量
手羽元大根 大根のカットと戻し
大根の戻しとは大根をボイルし、柔らかくする作業です。
大根の皮を剥き、3cm程の輪切りにして下さい。
輪切りにした大根の面取りします。
盛った時に綺麗に見えます。煮崩れしにくくもなります。
輪切りの大根を十字に切り4分の1にカットします。
ここでできた面も全て取ります。
鍋に大根を入れ大根に被る水を入れます。この時米のとぎ汁やぬかなどがあれば入れてボイルしてください。アクを取り除き甘みがでます。
12分程コトコト中火で芯まで火が入ります。串で確かめるとスッと串が入るようになります。
大根に火が入ったら、このまま流水でさらします。10分程水にさらしておきます。
チンゲンサイは軸を切ってボイルしておきます。
手羽元大根 炊く
手羽元には全体的に下味として、塩胡椒をしておきます。
フライパンに胡麻油を引き手羽元を焼きます。
こんがりキツネ色になってきたら、割合にある酒30㏄を入れます。
その後出汁250㏄、濃口醤油45㏄、味醂30㏄、輪切り唐辛子を入れます。
水気を切った大根を加え、出汁が全体に行き渡るように混ぜます。
中火で15分程煮込みます。
3割程詰まります。
いい色になってきました。この時大根を一つ食べてみてください、芯はまだ白いです。
火を止めて冷まします。
食べるときにまた温めます。大根の芯まで味が入っています。
手羽元大根盛り付け
1人前を盛りました。ボイルしてあったチンゲンサイは手羽元大根のアツアツの汁に一度通してから盛ります。
色合いが少し寂しかったので冷蔵庫にあった、半熟卵を添えました。
大皿にドンっと盛りました。手羽元も大根も中まで味が染みわたっていて非常に美味しいです。絹サヤが高くてチンゲンサイにしましたが、シャキシャキしていて相性が良かったです。チンゲンサイで大根と削いだ手羽元包んで食べると病みつきになります。