一般的にきんぴらごぼうと言うとごぼうと人参を千切りにし、炒め含めたものを想像するのではないでしょうか。この一般的なきんぴらごぼうと和食屋のお通しなどでたまに見かける細切りでなく太くカットしたごぼうで作ったきんぴらごぼう作り方を2種類を紹介します。
正確には太く切ったものはキンピラとは言わないのですが・・・キンピラとは細切りにした食材に甘辛く味付けした料理に付ける名称なのですが、今回同じ食材、調味料で作った事と、他の表現が見つからなかったので、太いキンピラとさせていただきました。
太くカットしたきんぴらごぼうは非常にごぼうの香りがして、歯ごたえがあり個人的には好きですが、人によっては泥臭く感じる人もいます、好みによって作り分けてみてください。
きんぴらごぼう細いのバージョン作り方
材料
・ゴボウ 1本 ・人参3分の1本
割合
・砂糖 45g ・濃口醤油 15㏄ ・味醂 5㏄ ・胡麻油 適量
・七味唐辛子 適量
泥付きゴボウの場合は優しくタワシで泥を洗い流します。皮に旨味がありますので、力を入れゴリゴリやらないようにしましょう。
ゴボウと人参は長さを合わせて千切りにします。
ゴボウは酢水を用意しておいて、アクが回らない様、一度酢水に落とします。
炒める前に一度水で酢水を洗い流します。
フライパンにごま油を敷き、ゴボウと人参を炒めます、しんなりしてきたら、砂糖を入れ軽く炒めます。砂糖が材料全体に回ったら、濃口醤油、味醂を入れ炒めます。
火を止める直前に七味唐辛子を好みの量を入れます。
すぐに使ったり、タッパに移したりしません。
フライパンのまま冷まします。
味は冷めている最中に材料によく入ります、冷ましている最中に何度か、かき混ぜて全体に味がまんべんなく行きわたるようにしましょう。
常備菜にしても、お弁当に入れても、お酒の当てにしても、万能なおかずができました。
きんぴらごぼう太いのバージョン作り方
材料
・ゴボウ 半分 ・人参1.5本
割合
・砂糖 45g ・濃口醤油 15㏄ ・味醂 5㏄ ・胡麻油 適量
・七味唐辛子 適量
こちらゴボウが少々太いものを用意しました。
泥付きゴボウの場合は優しくタワシで泥を洗い流します。皮に旨味がありますので、力を入れゴリゴリやらないようにしましょう。
ゴボウは切るとすぐに灰汁が回り始めますので、水に酢を数滴たらした、酢水を用意しておきます。
少々古いゴボウであった様です。包丁してみたら黒い筋がありました。この黒い筋があっても食べられます。
一口サイズの長さに切って棒状に包丁し、酢水に落とします。
人参もゴボウと同じ大きさに包丁して一度サッと水で洗っておきましょう。
フライパンに適量の胡麻油を引き、ゴボウ、人参を炒めます。
胡麻油が全体に回ったら砂糖を入れ軽く炒めます。砂糖が材料全体に回ったら、濃口醤油、味醂を入れ炒めます。
火を止める直前に七味唐辛子を好みの量を入れます。
冷めるときに材料に味が入っていきますので、ガス台から下ろしたら数分に一回混ぜてください。
食感が良く、細いキンピラに比べると食べ応えがあります。
食感で言うとレンコンキンピラもゴボウと違う食感でシャキシャキしていて美味しいです。
しかし冒頭にもお伝えしましたが、香りが泥臭いと感じる方もいます。私はこの香りが好きなので、よく家で作ります。
多めに作って豚肉と炒めたりします。
豚肉を炒め塩胡椒したら、太いキンピラゴボウをフライパンに入れるだけで、しっかり味がつきます。丼ぶりにしても美味しく食べられます。
一度太いキンピラゴボウ作ってみては如何ですか??好き嫌いはあると思いますが、もしかしたら好きかもしれませんよ。