スーパーでよく豚バラのブロックが特売になっています。私はその特売を見つけると買ってしまいます。その様な特売になっている豚バラブロックでもプルプルで箸でスッと切れてしまう味わい深い角煮が出来ます。
和食店の単品メニューで提供していた角煮作り方を紹介します。
※時間はかかります。圧力調理機を持っている方は肉を戻す作業で使うと時間短縮できます。
赤ワインで煮た角煮もYouTubeで紹介していますのでよかったらそちらもご覧ください
角煮の材料と出汁の割合
材料
・豚バラブロック 400g位
・生姜 1かけ ・長葱の頭(青い部分) ・水500㏄
・缶ビール又は酒 500㏄
割合
・出汁 350㏄ ・砂糖 140g ・濃口醤油 70㏄ ・味醂 70㏄
・酒 70㏄
![出汁の取り方](https://wareitamae.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/和食のキホン出汁の取り方-320x180.jpg)
角煮作り方 肉を戻す作業
まず豚バラブロックを戻す(柔らかくする)作業をします。この作業時間が掛かりますがこれをしっかりと行う事で肉が柔らかくプルプルになります。
![肉焼く](https://wareitamae.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/焼き.00_03_06_53.静止画001-1024x576.jpg)
豚バラブロックをフライパンに入るサイズにカットしたら、油を引かずにフライパンで焼いていきます。
ここでは脂を抜く作業なので脂身をよく焼き、キツネ色になるまで皮目を焼きます。
キツネ色になったら水に落として流水で15分程さらします。
![肉戻し](https://wareitamae.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/焼き.00_02_37_14.静止画002-1024x576.jpg)
鍋に移し、水、缶ビール、長ネギの頭、生姜1かけの半分のスライスを入れます。
長ネギの頭と生姜はにおい消しの為に入れます。
落し蓋をして弱火で4時間半。途中で2回程水を足します。
落し蓋は無かったらクッキングシートを丸く切って代用できます。
![戻した後](https://wareitamae.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/焼き.00_00_56_51.静止画003-1024x576.jpg)
戻した肉は金串で刺してみてください、びっくりするほどスッと串が入ります。
この状態の肉はもう箸では持てません。
角煮作り方 炊く
戻したての肉は柔らかすぎて持てませんので、少し冷ましてから違う鍋に移します。
![角煮炊き](https://wareitamae.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/焼き.00_02_20_42.静止画004-1024x576.jpg)
半分の生姜と割合にある調味料を全て入れます。
出汁350㏄、砂糖 140g、濃口醤油 70㏄、味醂 70㏄、酒 70㏄
落し蓋をして弱火で40分程コトコト炊きます。
お落し蓋はクッキングシートを丸く切れば代用できます。
![角煮完成](https://wareitamae.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/焼き.00_00_53_13.静止画005-1024x576.jpg)
完成です。この状態では持ち上げまな板に移すのは難しいです。
一度冷まして、食べる分だけ包丁して、鍋で温めます。
角煮盛り付け
![角煮](https://wareitamae.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/M1620003.00_11_17_08.静止画010-1024x576.jpg)
角煮はプルプルで盛る時も大変です。今回は半熟卵と春菊煮びたし、梅人参を添えてみました。
![トロットロ半塾玉子作り方](https://wareitamae.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/トロットロ-320x180.jpg)
![かぼちゃ炊き合わせ](https://wareitamae.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/炊き.00_01_25_01.静止画006-1024x576.jpg)
炊き合わせにも使えます。
角煮を作りすぎても、丼ぶりにしても、ラーメンのチャシュー変わりにしても、長ネギと豆板醤で炒めておつまみにしても、角煮のアレンジは色々あります。
是非安売りの豚バラ肉を見つけた時は挑戦してみてください。箸で切れるほどの柔らかさ、味わいに驚くことでしょう。