お家で調理

サンマルツァーノリゼルバとはどの様なトマトで美味しい食べ方は?

サンマルツァーノリゼルバ

サンマルツァーノリゼルバはイタリアの伝統的な調理用トマトとして知られるサンマルツァーノを改良してできた品種です。

トマトの成分『リコピン』が多く含まれてます。また旨味成分である『グルタミン酸』も多く含まれているのが特徴的なトマトです。

今回はこのサンマルツァーノリゼルバの美味しい食べ方やその料理のレシピなど紹介させて頂きます。

サンマルツァーノリゼルバとは

サンマルツァーノリゼルバはミディアムトマトの一種です。

形は楕円形をしてます。

生食でも食べれますが加熱した方が美味しく食べれます。皮が薄くリコピンが多く含まれています。

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日本ではメジャーなトマトではないですが、イタリアなどでは、「ナポリピザには絶対にサンマルツァーノ種のトマトを使わなければ」というほどです。また採って水煮にされる事も多いので、品種を知らず口にしている方も居るかも知れません。

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トマトカレー

さっとフライパンででき、煮込む時間を最大限削った、サンマルツァーノリゼルバを使ったトマトカレーの紹介です。

いつものルーで作っても一味違うカレーを楽しめます。

トマトカレーの材料

材料(3~4人前)

・サンマルツァーノリゼルバ(ミディアムトマト)最低5個

※トマトは多ければ多い程トマトを感じられます。5個ほど入れればトマトの旨味など感じられます。

・長茄子 1本  ・玉ねぎ 1個

・牛ひき肉

・カレーのルー 4分の1

・ニンニク 4かけ

・水 350㏄

※水の量はトマトから出てくる水分量で変わります。

野菜の下処理からしていきます。

全ての野菜を水で洗いましょう。

ニンニクは皮を剥いておきます。タマネギ、ナスは一口サイズのさいの目にカットします。タマネギはカットしたら5分程水にさらしておきましょう。

肉炒める

温めたフライパンにニンニク4かけを入れ火にかけキツネ色になったら、ひき肉を加え強火で炒めます。

タマネギと茄子

ひき肉に火が通ったら、タマネギとナスを加え強火で炒めます。

サンマルツァーノリゼルバを加える

野菜に油がまわったら、サンマルツァーノリゼルバをフライパンにいれます。フタをして弱火で10分

蒸したトマトでカレー

トマトは簡単につぶれる程柔らかくなっていますので、潰します。

この時トマトから水分が出ます、トマトの数が多ければ沢山出ます。

トマトからでた水分と水で350㏄になる様に水を入れます。

トマトの水分は目で見ておおよそで計算してください。その為、水は少し少ない位から徐々に足していくと失敗しないです。

カレールー加える

一度火にかけて沸いてきたら、カレーのルー4分の1を加えて、コトコト10分位、混ぜながら様子を見ましょう。

盛り付けて完成です。

トマトカレー

普通にカレーを作るより、辛みがまろやかになり、トマトの酸味や風味を感じられます。

トマトは多ければその分水分もたくさん出て、トマトの風味も増します。

トマト好きは一度トマトカレーを作ってしまうとカレーにはトマトとなってしまいます。

茄子のトマト挟み焼き

ナスを使ってトマトを挟んだ場合、揚げ物にする方が多いですが、お母さん達は揚げ物を家でしたくないと思いますので、今回はナスでトマトを挟んで焼いて一品を作ります。

ナス挟み焼きの材料

材料

・長茄子 1本  ・バシル少量  ・ベーコン 長いもの2枚

・サンマルツァーノリゼルバ 2個

・チーズ 適量  ・塩胡椒 適量  ・オリーブオイル 10㏄

ナスの包丁

まずナスを縦に半分にカットして、皮目側に鹿の子に包丁目を入れます。(皮目に薄く包丁目をいれます)

ナスの中に材料を詰め込みますので、ナスが開く程度に包丁を入れます。

茄子の挟み焼下処理

ベーコンはナスの長さに合わせてカットして、トマトは中に入れやすいサイズにカットしておきましょう。

ナス焼く

フライパンにオリーブオイルを敷き温めたら、ナスの皮目から焼きます。

皮目が綺麗な紫色になったら引っくり返しその隣でベーコンも焼いておきましょう。ここで塩胡椒をしましょう。

ナスに鋳込む

フライパンの上で茄子を開き、ベーコン、トマト、バジル、チーズを入れフライパンに蓋をして、3分程蒸し焼きにします。

その後取り出しますが、とても取り出しにくい料理ですので扱いには気をつけてください。

ナスの挟み焼

一口サイズにカットしても、ナイフとフォークを添えてそのまま出すのも良いと思います。一番難しいのはフライパンから取り出す時です。フライ返しなどあれば良いですがないと少々苦労すると思います。

洋風な味付けです。茄子にトマト、ベーコンにバジル。美味しくないわけがない材料です。

鶏のトマト煮込み

フランスではプーレシャスールと言います。洋食屋さんなどで出てくる物は色々手間がありますが、極力手間を減らし、家庭でも失敗することなくできる、鶏のトマト煮込みを紹介します。

鶏のトマト煮込み材料

材料

・鶏のもも肉 1枚300g位

・サンマルツァーノリゼルバ 7個

・玉ねぎ 1個  ・ニンニク 1かけ

・コンソメ 1つ  ・塩胡椒 適量  ・オリーブオイル 30㏄

・濃口醤油 少々  ・ケチャップ 適量

(あれば)粉チーズと粉パセリ

トマトがサンマルツァーノリゼルバじゃなく、違うトマトでも水煮のトマトでも同じ工程で作れます。

鶏肉カット

鳥肉は食べやすい大きさの一口大にカットします。

カットしたら薄く塩をすると水が出てきますので、綺麗にふき取り、塩胡椒で下味を付けます。塩胡椒は少しで大丈夫です。

タマネギ、ニンニクみじん切り

タマネギとニンニクをみじん切りにします。タマネギはみじん切りにしたら水に10分程さらしておきます。

水にさらしたら、その後は水をよく切ります。

フライパンで鶏肉焼く

フライパンを温めたらオリーブオイル15㏄を入れ、鶏肉を両面キツネ色になるまで中火で焼きます。

この時、中まで火が入っていなくても大丈夫です。

両面キツネ色になったら、お皿などに一度上げておきましょう。

タマネギとニンニク炒める

フライパン温め、残りのオリーブオイル15㏄を入れ、ニンニクを炒めます。

香りが上がってきたら、タマネギを入れタマネギに火が入るまで中火で炒めます。

トマトを入れ一度軽く炒めたら、弱火にしてフタをして蒸します。

7分程でトマトが柔らかくなり簡単につぶれます。

トマトが潰れたら、弱火にかけながら味をととのえます。

コンソメ1個、塩、濃口醤油少々、ケチャップ少々。

味を見ながら調節してください。調味料は少しで大丈夫です。

この時材料から出てくる水分で作っていますが、もし水分が足らない場合は水を足し作ってください。トマトの水分量や品種によっては足らない事もあるかもしれません。

鶏をトマトソースで煮込む

味が決まった、トマトソースに先ほど取り上げた、鶏肉を入れます。

45分~1時間程、弱火でコトコト

完成です。

鶏のトマト煮込み

ドンと大皿に盛っても、一人前を盛っても良いです。今回は他におかずもあったので、小さいお皿に盛りました。

上に粉チーズを振り少し焼き、その上に粉パセリを振りました。

パンなど用意して、トマトソースを付けながら食べるのも良いですね。

サンマルツァーノリゼルバは使った料理はいかがでしたか?もし今回紹介した料理では足りない場合世界のトマト料理を紹介しているページもありますので、そちらも見てみてください。

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