鳥肉と色々な野菜を煮込んだ料理の筑前煮ですが、地方や家庭によって、味も入る野菜も違います。
今回は一般的な関東の和食屋さんで出てくるような筑前煮レシピで作ります。
煮物って多く作り過ぎてしまいます、余ってしまった筑前煮で美味しい炊き込みごはんの作り方も記載しておきますので、安心して筑前煮をいっぱい作ってください。
筑前煮材料
材料
・ゴボウ 1本 ・人参 1本 ・椎茸 4個
・蓮根 1節 ・絹サヤ 適量 ・こんにゃく 1枚
・鳥肉もも 1枚
調味料
・胡麻油 15㏄
・2番出汁(水でも可) 900㏄ ・料理酒 90㏄
・濃口醤油 90㏄ ・味醂 90㏄ ・砂糖 100g
2番出汁(水でも可)は、野菜から旨味が出ますので、水からでも十分美味しい筑前煮が作れます。2番出汁を使うことでそこにカツオや昆布の風味がプラスされます。またこの後炊き込みご飯を作るので、旨味をプラスしております。
水に出汁の素でも良いです。
もしこの機に出汁をひいてみようという方は是非出汁をひいてみてください。出汁の素とは一味違ったものが出来上がりますよ。
今回は余った筑前煮で炊き込みご飯を作ります。その為に甘味控えめです。もし、甘い筑前煮が良い方は砂糖の量を調節して作ってみてください。
筑前煮レシピ
材料をカットします。基本一口大にカットしていきます。
人参、れんこんは皮を剥き乱切りにします。
椎茸は石づきの一番下の固い所だけ取り4分の1にカット。
ゴボウは泥を落として、乱切りにします。
こんにゃくは一口大の大きさに手でちぎります。
鳥肉は一口大にカットします。
絹サヤは筋をとり、ボイルしておきましょう。
ここまでで時間が掛かるようでしたら、ゴボウと蓮根は酢水(ほんの少しの酢に水)に落としておきましょう。アクが回り黒くなってしまいます。
時間が掛からず調理できる場合は、野菜は水でさっと洗う程度で良いです。
下準備ができました。
- 鍋に胡麻油15㏄を敷き温め、鶏肉を炒めます。鶏肉がキツネ色になるまで炒めます。
- 水気を切った野菜も加え、胡麻油を全体的に行きわたるように炒めます。
- 2番出汁(水)900㏄と料理酒90㏄を鍋に入れます。強火でコトコト
- 4分程でアクが沸いてきました、アクを取りましょう。(アクは一度とれば良いです、何度もとると旨味まで無くなります)中火~弱火にしてコトコト
- 砂糖100gを入れ、味見をします。甘味に問題が無ければ濃口醤油90㏄を入れ落とし蓋をして弱火でコトコト20分
- 鍋の水分が2割程減ったかと思います。味醂を入れ弱火でコトコト5分。
- 味見をして、問題なければ出来上がり。盛り付けましょう
余った筑前煮で炊き込みご飯
筑前煮などの煮物は多めに作った方が美味しいので、ついつい作り過ぎてしまいます。
しかし何日も筑前煮を食卓に並べるのもなぁ~と思った方は是非、炊き込みご飯試してみてください。
時間も掛からず、簡単で、美味しく、子供が喜びます。
材料は余った筑前煮と米です。筑前煮の余り方で米の量は決めてください。私は大体3合程の米を焚けています。
筑前煮の具と汁を別にします。
汁は少々甘いので、七味唐辛子を少こし加えます。
後は炊き込みご飯を炊くのと同じで、米と筑前煮の具を入れ、筑前煮の汁で炊きます。
絹サヤを千切りにして、上にのせて出来上がりです。
野菜の旨味、胡麻油の香りなどが非常に良いご飯です。