お家で調理

ホクホクかぼちゃ煮物作り方

家でかぼちゃ煮物を作る時、煮崩れてしまったり、味がしっかりしみ込まないなんて事はありませんか?

和食ではかぼちゃをよく使用します。かぼちゃと言わずに南瓜(なんきん)と呼びます。煮物や炊き合わせ、天ぷらの材料等として。

今回は家庭では扱いが少々難しいとされる、このかぼちゃの煮物の作り方を紹介します。

ホクホクで甘い美味しいかぼちゃ煮物が作れるようになれます。

かぼちゃ煮物作り方

材料

かぼちゃ 4分の1(300g位)

割合

・水 400 ・砂糖 65g ・濃口醤油 15㏄ ・味醂 5㏄ ・酒少々

今回のかぼちゃ煮物はかぼちゃが主役になるように仕上げました。もし炊き合わせに利用する場合いなどはかぼちゃを小さく切り他の材料に味が合うように作ります。

かぼちゃがのカットも大きいのでお弁当サイズでもありません。お弁当に使う場合、お弁当箱のサイズを見て都合の良いサイズにカットしてください。

かぼちゃ 切る

かぼちゃ

かぼちゃを煮物にする大きさを決めその大きさにカットします。

かぼちゃカット

かぼちゃは固いので身の方から包丁を入れましょう、皮目から刃を入れるとすべってしまい危険です。

かぼちゃ 皮剥き

皮を少し残し面取りします。

皮が全て残っていると青臭く感じてしまいます。全部剥いてしまうと黄色一色になってしまいますので少しの緑を残します。

面を取る事で煮崩れしにくくなるのと、盛った時の見栄えが良くなります。

かぼちゃ 煮る

かぼちゃ 鍋

かぼちゃを鍋に皮目を下にして並べたら、水を400㏄と少量の酒を入れます。

用意した砂糖65gから20g程入れます。(砂糖は数回に分けていれます)

中火でコトコト数分

かぼちゃ 落し蓋

沸いてきたら、残りの砂糖、濃口醤油15㏄を入れ落し蓋を弱火でコトコト12分位。

落し蓋はリードペーパーを丸く切り中央に穴を開ければ代用できます。

かぼちゃ 炊きあがり

最後に味醂を加え、火を止めます。

皮目も柔らかくなっているか確認します。

落し蓋を落としたまま、このまま冷まします。冷ます事で味が良く入ります。使う時にまた温めますがこのひと作業が美味しく仕上げるポイントです。

かぼちゃ煮物盛り付け

かぼちゃ煮物

かぼちゃを温めらた器に盛ります。色合いが取りやすい野菜を添えて食べましょう。今回は冷蔵庫にあった人参をねじり梅に剥き、隠元を旨出汁で浸したものを使いました。

かぼちゃ炊き合わせ

こちらは角煮をメインにした炊き合わせにかぼちゃ煮物を利用しました。大きめに包丁したので角煮より目立ってしまいました。

南瓜 ひき肉

かぼちゃひき肉餡です。ひき肉と生姜を細かく切り炒め、かぼちゃの煮汁に入れて濃口醤油を足し味を調えます。

味が整ったらかぼちゃを入れ温め器に盛り汁に水溶き片栗粉でトロミを付け、上から掛ければ出来上がりです。

元のかぼちゃの煮物の汁のままだと少々甘すぎるので、濃口醤油で味を調えるか、新たに汁を作るかします。ひき肉を炒めた所に出汁を加え作っても美味しく出来ます。