中国の一般家庭では一番初めに覚える料理、『番茄炒蚕(ファンチェチャオダン)』日本語で言うところのトマトと玉子の炒め物です。
非常に簡単で時間もかからず、美味しく食べられます。中国の家庭料理というだけあって、作り方も色々ありますが、今回は私が和食屋で時間が無い時に作っていた賄い(まかない)で利用していたトマトと玉子の炒め物を紹介します。
トマトと玉子の炒め物 材料
材料 1人前
・トマト 1個 ・玉子 2個 ・小さめのタマネギ 半分
・塩胡椒 少々 ・濃口醤油 少々 ・オイスターソース 少々
・胡麻油 適量
トマトと玉子炒め物 作り方
タマネギは芯を取り、ある程度の厚さ2ミリ程で包丁して水にさらしておきます。
トマトは水で洗い、半分に切りヘタを取り除き。半分を4等分にします。
玉子はボールに割って入れ、かき混ぜ溶いておきます。
下処理終わりです。
フライパンに胡麻油を引き、水を切ったタマネギを炒めます。
タマネギに火が入ったらトマトを入れ、塩胡椒を少々。トマトを入れたら1分程で火から外します。
この材料は器か何か別の所に移して、フライパンを一度洗ってもう一度ガス台へ
フライパンに胡麻油を引き、油が温まったら、玉子を流し入れます。少し固まってきたら混ぜ、先ほど炒めたタマネギとトマトを加えて濃口醤油を少々、オイスターソース少々を垂らして出来上がりです。
トマトと玉子の炒め物 盛り付け
非常に簡単に出来てしまいましたが時間がない時など重宝する料理です。
ご飯のおかずにもなりますし、お酒の当てが無くなった時などにサッと作れます。お酒の当てにする時は味を少々濃いめに付けてあげると良いでしょう。
あっさりしているので脂っこい物が食べたくない日などにはよくこのトマトと玉子の炒め物作ります。
トマトを使った料理は数多く在りますが、一番手軽に作れるのはこの料理なのではないでしょうか。
色々なアレンジも出来ますので挑戦してみてください。私が良くやる料理も最後に紹介しておきます。
米の上にトマトと玉子の炒め物をのせ、甘酢のあんかけをかけた。天津丼もどきです。
これは美味しいです。何より胃に優しい、甘酢あんは醤油ベースで出汁を利かせてあります。トマトの酸味に出汁の風味が米を美味しくさせます。