板前の小言

板前が電気圧力鍋を使ってみた

自粛期間も長く続き、家で料理することも増えたので、2020年末に思い切って電気圧力鍋を購入しました。この電気圧力鍋を使い30品程作ってみました。色々感じることもありましたので、レビューをしていきたいと思います。私の購入した電気圧力鍋はショップジャパンのクッキングプロというものです。値段は16170円。

【追記】6カ月程して故障しましたが交換してくれました。

クッキングプロレビュー

クッキングプロでは電気圧力鍋はもちろん、蒸し、スロー調理、煮込み、無水調理、炒め、温め直し、炊飯もできます。この機能についてのレビューしていきます

炊飯、米を炊いてみた。

最初の驚きは米でした。浸水なしでここまでふっくら炊けるとは思っていませんでした。私は米を炊いたらすぐに炊飯器に移し保温しておくのですが、クッキングプロの鍋に米がこびりつくことも無く、掃除も簡単でした。今では米は毎回クッキングプロにお任せしています。2合~5合まで炊けます

しかし・・・

このクッキングプロの商品ページには米が6分で炊けるとあるのですが、正確には米2合炊くとき加圧の時間が6分であって、6分後にご飯が食べれるわけではありません。(アマゾンの商品の説明に記載されていますが、自社のページには注意書きとして予熱、減熱時間は含まないと記載されています)保温も操作しないと、3時間と短め。他には加圧が終了したときにタイマーの音が鳴るのですが、減圧終了時には何もありません。米が食べれるタイミングは分かりづらい点に不満を感じています。私はしっかり説明も見ずに購入しましたので6分で米が炊けるのか?そんな事あるのか!?と思い買ってしまいました。もし購入を考えている人は良く説明を見てから買ってくださいねー

実際は米を炊き始めてから40分位かかります。しかし米を浸水させることを考えると時間短縮になります。そしてふっくら美味しく炊けますのでこの炊飯のモードに関しては私は少々の不満はありつつも大満足しております。(不満はタイマー)

その他炊き込みご飯や玄米、発芽米なども美味しく炊けました。

発芽米

日々愛用している発芽米です米3・発芽米1の割合で使っています。発芽米も浸水30分推奨していますが、浸水なして炊けます。

蒸し

クッキングプロで蒸し物をするとき、専用のラックを買うようです。

販売価格:3,500(税抜)
消費税:350
送料:900円

計4750円でお高く感じますね。私は購入していませんので蒸し物はやっていません。蒸し機能についても使ってみたかったですが、この値段では今後この専用のラックを買う事は無いと思います。商品ページ、広告等にはもっと分かりやすく記載すべきだと思いました。商品ページに8役出来ると書いてあると、別途なにか必要だと思う人は少ないのではないのでしょうか

加圧(無水調理)

この項目がメインですね。商品ページに8役の中に無水調理と加圧調理がありますが、無水調理は加圧して作るので同じ項目でレビューしていきます。私は恥ずかしながら、無水調理というものを聞いたことがある程度で今まで試したことも無かったのですが、野菜からでる水分で調理していくようです、驚くほどの甘みと旨味がありました。肉じゃがやカレーなど一般的な料理を試し驚きを感じました。これから家での料理は無水調理が主流になりそうです。

野菜

筑前煮、海老芋いり豚汁、トマトソース、おでんなど作ってみました。すべて水を使わず無水調理をしてみました(後で出汁を足し調理をしています)、私板前になって、筑前煮などは何百回作ってきたでしょう。こんな劇的に私の筑前煮レベルが上がることがあったでしょうか!驚きしかありませんでした、野菜が甘くて美味しいです。色、形はあまりよくはないですが、味だけなら抜群に良いです。野菜にはビタミンが含まれているものが多くありますがその中には水溶性ビタミンのものも多くあります。この無水調理なら水に溶けだすことも無く出てきた水も出汁として使うのでビタミンも上手に摂取出来ます。

角煮、ミートソース、手羽先と大根など作ってみましたが調理場にあるような圧力鍋との比較になると多少劣るとは思いましたが、家庭で電気ででき、見ている手間もないという事で満足しています。角煮は箸で持ち上げることが出来なくなるほど柔らかく戻せました。

鰯の梅煮を作りました。1時間加圧したら、小骨はまったく気にならないほど柔らかくなりました。今後色々挑戦していきたいと思います。現段階では魚の調理も満足できるものでした。

クッキングプロ、メイン機能の加圧に関しては大満足でした。

煮込み

この項目に関しては使い勝手や料理にって賛否が分かれると思いました。カレーやビーフシチュー、肉じゃがなど色々試してみました。

利点としては電気で行っていてタイマーが付いているので、目を離せ、勝手にできているので上手に使えれば使い勝手は良いと思います。

欠点は味見ができない為、味が決まらない。これに限ると思います。私は加圧したのちに鍋に移し煮ています。今後クッキングプロを使い慣れ野菜から出る水の量など把握出来たらそのまま煮物もいけるかもしれませんが、今しがたはまだ手探りの事が多いので鍋に移した方が美味しくできます。最初加圧時に下味程度に味を入れると良いと思いました、味は加圧によりしっかりしみ込みます。

現段階ではこの機能は私はあっても無くてもよい機能でした。

炒める

この機能は多分煮る前に炒める作業がある場合に役に立つのでしょう。ですが炒めるとあるので最初から最後までこの炒める機能でマーボー茄子を作ってみました。

マーボー

感想はフライパンでよいです。この炒める機能は筑前煮などを作る際に胡麻油で炒める時などに使う機能みたいですが、私はご飯ジャーの横に置いてあり、ここで炒め物をやる気にはなりませんので、特に必要のない機能でした。

スロー調理

このスロー調理って意味が解らず調べてから使いましたが、鍋で言うところの「弱火」や「とろ火」の時間を掛けてゆっくり火を入れていく作業をやってくれるようです。私は加圧した後に鍋で煮てしまうのですが、味を付けた後にまたクッキングプロに移してこのスロー調理を試してみました。料理している時は火の近くに居るので利点を感じることはありませんでしたが、今後何かしながらの調理に関しては使い勝手は良いと思います。見たいテレビや映画があるときに時間のかかる料理で試してみようと思います。

総評

まだ使ってみて1か月位ですが、炊飯機能、加圧機能には大変満足しています。値段は16170円ですが、私は毎日のように使っていて、これからも使っていくでしょうから、高いとは感じない、妥当な値段だと思います。その上でタイマーが加圧終了時にしかならない事、蒸し物をするには別途商品が必要な事、炒める機能など使えない(使わない)機能がある事。説明不足と言わざる得ないCMや商品説明ページ、広告などには不満もあります。