お家で調理

けいちゃん焼きの簡単レシピ|フライパン1つで野菜たっぷり岐阜ごはん

けいちゃん焼き

味噌の香ばしさが立ち上がり、鶏肉と野菜がジュワッと炒められる音
岐阜の郷土料理「けいちゃん焼き」はただの炒め物ではありません。
シンプルなのに奥深くご飯がどんどん進んでしまう魔法のような一皿です。

今回ご紹介するのはフライパンひとつで手軽に作れるけいちゃん焼きの簡単レシピ
味付けはしっかりめでも、たっぷりの野菜と一緒に食べることで、バランスも抜群。
キャベツやにんにくの芽を加えることで、野菜もモリモリ食べられるスタミナおかずに仕上げました。

味噌ダレに漬け込んだ鶏肉の旨み、そして野菜の甘みが一体となるこのレシピ
ぜひ作ってみてください!

動画の方が見やすい方はユーチューブでご覧ください

けいちゃん焼きとは何だ??

「けいちゃん焼(ケイチャン)」は、岐阜県の飛騨・郡上地方で親しまれてきた鶏肉の味噌焼きです。
名前の由来はとてもシンプルで、「鶏=けい(鶏肉)」に、親しみを込めた「ちゃん」をつけて『けいちゃん』と呼ばれるようになったと言われています。

味噌や醤油ベースのタレに鶏肉を漬け込み、キャベツなどの野菜と一緒に炒めるのが定番。
ご当地によって味付けや使う野菜が少しずつ違うのも魅力のひとつで、家庭ごとに“我が家の味”がある郷土料理でもあります。

けいちゃん焼きの材料と分量

けいちゃん焼き材料

材料(3人~前)

・鶏もも肉1枚  ・キャベツ半分  ・玉ねぎ1個

・ニンジン半分  ・ニンニクの芽1束

タレの分量

・味噌大さじ2(麦みそ・赤みそ)

・醤油大さじ1  ・酒大さじ1  ・味醂大さじ1

・ニンニク、ショウガ、ごま油、七味少々

けいちゃん焼き作り方

タレ

上記タレをボールに全て入れよく混ぜ合わせる。

味噌は赤みそを使うとコク深くオススメ

鶏肉は、筋や骨、血合いを掃除して一口大にカットする。

カットした鶏肉を漬ける

鶏肉をタレに合わせよく混ぜる。

落しラップをして3時間以上待つ。半日位待つと味がよく入っているのでオススメ

鶏肉を漬け、時間が経過したら、野菜を切る。野菜は少し大き目のカットにしておこう

野菜を炒める

フライパンに油を敷き、野菜を炒める

薄く塩胡椒して下味を付けておこう

しっかり火が入っていることを確認したら、フライパンから出しておく

鶏を焼く

フライパンに油を敷き、弱火にして

鶏をタレごと入れ炒める

8分程で火が入る。

火が入っているか確認する

鶏と野菜を一緒にする

野菜をもどし、野菜に味が行きわたるように鍋を振って炒める。

盛り付け完成となる。

けいちゃん焼きの感想

けいちゃん焼き

味噌の香ばしさとにんにくの風味、そしてジューシーな鶏肉。
そこにたっぷりの野菜が合わさると、もうご飯が止まりませんでした。

「濃いめの味付けなのに、野菜と一緒だから罪悪感なくパクパクいける」
そんな嬉しい矛盾が、このけいちゃん焼きの魅力かもしれません。

フライパンひとつで作れて、下味もシンプル。
ごはんのおかずに、お弁当にもぴったりなので、
一度作ったら、きっとまた作りたくなるはずです。

ぜひ、あなたのおうちの「定番おかず」にしてみてください。